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 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市)を運営するユー・エス・ジェイが、沖縄県で新設するテーマパークの計画について、撤回を含めて検討していることがわかった。同社を昨年に買収した米メディア大手のコムキャストが、採算面などで難色を示しているとみられ、投資効果を見極めて最終判断する。

 計画は昨年3月に示され、沖縄美(ちゅ)ら海水族館などがある国営海洋博公園(沖縄県本部町)が有力な候補地。沖縄の自然を生かした施設で、2020年ごろの開業をめざしていた。沖縄振興策として政府も注目し、菅義偉官房長官が候補地を視察するなど後押しする姿勢を示していた。

 しかし、USJの運営会社は昨年11月にコムキャストに買収され、社長もコムキャスト出身者に代わった。今月1日の就任会見で「(沖縄パークは)社内で議論中で、コメントできない」と話していた。

 菅官房長官は18日の会見で撤回の可能性について、「話は聞いていない。政府として全面的に支援をする従来の方針に変更はない」としたうえで、「民間の判断だと思う」と話した。