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 長野県軽井沢町のスキーバス事故で、国土交通省は19日、バスを運行した「イーエスピー」(東京都羽村市)の貸し切りバスの事業許可を取り消した。同社の運行管理者の男性に対しては運行管理者資格者証の返納命令を出した。

 許可取り消しは行政処分で最も重い。事故後の国交省による特別監査で、運転手に適切な指導をしていないなど道路運送法の違反が33件確認された。処分後2年間は再度許可を受けることができない。

 また、運行管理に関する違反もあり、運行管理者の資格を返納させることにした。幼稚園バスなどの送迎事業についても廃止するよう指導した。

 国交省関東運輸局で取り消し通知書を受け取った高橋美作社長は「真摯(しんし)に受け止める。本当に申し訳ありませんでした」と頭を下げた。報道陣に「被害者には引き続き真摯に、できることを目いっぱい対応したい」と話した。

 国交省は19日、処分案に対する聴聞をする予定だったが、同社側が出席しなかった。