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 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は19日、フィンランド・ラハティで個人第15戦(HS100メートル)があり、高梨沙羅(19)=クラレ=が96・5メートル、99・5メートルを飛んで合計251・3点で優勝した。今季12勝目でW杯通算42勝目。高梨は4戦を残し、2季ぶり3度目の個人総合優勝を決めた。

 2014年ソチ五輪は4位。昨季は用具のアクシデントなどが響き、W杯個人総合3連覇を逃したが、今季復活を遂げた。助走が安定し、開幕戦で優勝すると、第3戦から第12戦まで自己新記録の10連勝。ここまで15戦12勝という圧倒的な強さで、女王の座を奪い返した。

 高梨は「昨季の反省をうまく生かし、今季は夏からいい練習を積み重ねてその成果が出た。今季の目標の総合優勝が決まって本当に良い一日になった」。表彰台で笑みがこぼれた。(ラハティ=河野正樹)

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 総合優勝を決めた高梨沙羅 「今年はワールドカップの総合優勝を取るために夏場から練習を重ねてきたので、とてもうれしいです。今日の2本でしっかり感覚をつかめたと思う。今年の目標である総合優勝は決まったが、大事な試合は続くので一戦一戦集中したい」