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 文部科学省は19日、高校の国語の必修科目を「現代の国語」と「言語文化」(いずれも仮称)の2科目とする案を公表した。2020年度から小中高校で順次始まる新学習指導要領に合わせ、「読む」以外に、「書く・聞く・話す」力を育てることを重視するという。

 文科相の諮問機関「中央教育審議会」にたたき台として示した。16年度中に答申する予定だ。

 現在は「国語総合」1科目が必修で、教える内容が「読むこと」に偏っていたという。このため、「現代の国語」では、話し合いや論述といった表現能力を育む内容にする方針。「言語文化」は、古典の学習が中心で、今の日本語にどうつながっているかなども学ぶ。

 それぞれ2単位とし、4単位だった国語総合と単位数を同じにする案が有力だ。

 選択科目も再編する予定で、「論理国語」「文学国語」「国語表現」「古典探究」(いずれも仮称)の4科目とすることを検討する。(高浜行人)