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 千葉県佐倉市の教会で起きた立てこもり事件で、人質になったりけがをしたりした4人は、監禁容疑で逮捕された男(36)の生活などについて話し合うために集まっていたことが、捜査関係者への取材でわかった。男の両親も含まれており、県警は親子間のトラブルなどが背景にあったとみて調べる。

 逮捕されたのは、佐倉市新臼井田、職業不詳小田部(こたべ)大輔容疑者。捜査関係者によると、小田部容疑者は数年前からこの教会に通い、人質になった女性(51)は教会でカウンセリングに携わっていた。18日夜は、女性と70代の教会関係者の男性、小田部容疑者と別に暮らす70代の両親の計4人が集まり、そこに小田部容疑者が合流した。

 小田部容疑者は教会に来て間もなく「何、笑ってるんだよ」などと怒り始め、突然、リュックからバットを取り出して暴れ始めた。両親と男性の3人は外に出たが、父親は右腕骨折と頭にけが。母親は尻に、男性は頭にけがをした。女性は人質になり、救出された際には顔などに複数の切り傷を負っていた。

 父親は搬送される際、「今回の話し合いがこじれたら、警察に相談するつもりだった」と話していたという。