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 広島県警は19日、勤務中に部下に拳銃を向けたとして、男性警部補(42)を銃刀法違反(加重所持)の疑いで書類送検し、停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。警部補は容疑を認め、同日、依願退職した。

 県警監察官室によると、警部補は2010年12月上旬、当時所属していた県警自動車警ら隊で、部下の男性巡査長(当時20代)が、自分より先に拳銃庫に拳銃をしまったことに腹を立て、背後から実弾の入っていない拳銃を向けた疑いがある。11年5月29日にも同隊執務室で、部下の男性巡査長(当時30代)に実弾入りの拳銃を向けた疑いがある。早く一緒にパトロールに出ようと思っていたのに、巡査長が書類作成に時間がかかり、いらだったという。

 県警はまた、拳銃を向けられた話をこの巡査長から聞きながら、上司に報告しなかったとして、同僚の男性警部補(59)を所属長注意とした。(高島曜介)