[PR]

 JR長野駅から無くなったはずの「1番線」が「復活」した。ホームだったころの名残をとどめた場所を窓越しにのぞくと、うっすらと浮かんだ絵が現在の景色と重なり、当時を再現してくれる仕掛けだ。「思い出がよみがえる」と鉄道ファンや観光客に好評だ。

 駅ビル「MIDORI長野」と立体駐車場を結ぶ通路に設置された窓に、こんな説明文がある。

 長野駅には1番線がないのを知っていますか? 現在はその役目を終えてしまいましたが、ホームの名残をとどめており、この窓から見下ろすことができます。当時はこのホームでも、きっとたくさんの出会いや別れがあったことでしょう。

 窓に描かれているのは、特急列車と乗り降りする人たちのシルエット。1番線は東京―長野間の新幹線開通を受けて2000年に無くなった。窓越しにある駐輪場は1番線がかつてあった場所で、ホーム上屋や白線などが残る。絵と景色が重なり、当時の情景を眺めているように見える。