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(21日、フィギュアスケート四大陸選手権男子フリー)

 両手で氷をたたく。拳を握り、叫ぶ。滑り終えたチャンは感激を隠さなかった。「今までとてもストレスのかかる精神状態だったけど、ようやく心と体が一緒になった」。1年間の休養明けだった今季。調子に乗り切れなかった元世界王者が、ついに目覚めた。

 最大の得点源である4回転ジャンプを、構成にどれだけ多く組みこめるかが、男子の潮流だ。今大会、史上初めて4回転ジャンプを4度成功させた金博洋を筆頭に、先に200点超えを果たした羽生、フェルナンデスは連続ジャンプも含めて4回転を3度跳ぶ。一方で、チャンの構成には2度しか入っていない。