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 米大統領選の共和党候補者指名争いに立候補していたジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(63)が20日、選挙戦から撤退すると表明した。当初、圧倒的な知名度と資金力を誇り、同党候補として本命視されていたが、同日のサウスカロライナ州予備選でも支持率が10%以下の4位にとどまる見通しとなり、決断した。

 ブッシュ氏はこれまでアイオワ州やニューハンプシャー州でも低迷。サウスカロライナ州で巻き返しを図ろうと、兄のジョージ・W・ブッシュ元大統領を選挙戦に動員したが、伸び悩んだ。

 ブッシュ氏は20日、予備選の開票率約50%の段階で集会に姿を現し、「(アイオワ州からの)結果を尊重し、今晩、撤退することにした」と支持者に語った。会場からの惜しむ声に感極まりつつも、「米国民は、国民に奉仕できることを理解している人物を(次期大統領に)選ぶと信じている」と述べ、集まった支持者と抱き合った。(コロンビア〈米サウスカロライナ州〉=佐藤武嗣)