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 父子で大統領を務めた「名門政治一家」出身として万全の態勢で大統領選に臨んだジェブ・ブッシュ氏が20日、撤退に追い込まれた。自ら知事を務めたフロリダ州予備選を戦う前のあっけない幕切れは、共和党主流派への世論の風当たりの強さを象徴している。

 「この国を結束させるために選挙を戦ってきたことを誇りに思うが、(アイオワ州からの)人々が示した意思を尊重したい。今晩撤退することにする」

 ブッシュ氏はサウスカロライナ州予備選の開票が半分進んだところで会場のホテルに姿をみせ、支持者にこう語りかけた。突然の撤退宣言に、支持者から「ノー」と嘆息まじりの声。ブッシュ氏も一瞬声を詰まらせながら「ありがとう」。支持者からの拍手が20秒近く続くと、目にうっすらと涙を浮かべた。

 圧倒的な資金力と支持母体、知名度がありながら、ブッシュ氏の選挙戦は大きく揺れ動いた。

 イラク戦争への厭戦(えんせん)機運が強い世論を意識し、昨年6月に出馬表明した際は父や兄のジョージ・W・ブッシュ氏の姿もなく「ブッシュ家」を封印。「自分は自分自身だ」と独自色を出そうと躍起になったが、インタビューでイラク戦争の是非を聞かれ、発言は二転三転。メディアから「基本的な質問に、準備もできていない」と酷評された。

 選挙戦ではフロリダ州知事時代…

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