【動画】横浜へ「お嫁入り」するホッキョクグマのツヨシの壮行会が開かれた=佐藤靖撮影
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 来月、横浜の動物園に旅立つ北海道釧路市動物園のホッキョクグマ「ツヨシ」(メス、12歳)の壮行会が21日、同動物園であり、市内外からファンがかけつけ、名残を惜しんだ。

 ツヨシは繁殖のため、横浜市の「よこはま動物園ズーラシア」に移される。来月1日の出発を前に催された壮行会では、好物のサケが贈られ、ゆっくり味わっていた。メッセージが書かれたおもちゃもプレゼントされ、雪の上で遊んでいた。昨年まで飼育を担当した釧路市動物園の久保埜広行さん(61)は「かわいがってきた動物を送り出すのは寂しい」と話した。

 国内の動物園や水族館で飼育されるホッキョクグマは43頭で、繁殖も難しいという。同動物園とホッキョクグマを応援する「ツヨシプロジェクト」の田村悦子代表(65)は「血統の多様性のためにも繁殖してほしい」と話した。

 ツヨシの公開は27日まで。28日から出発準備に入る。繁殖相手は「ジャンブイ」(オス、推定23歳)。1999年にモスクワ動物園から横浜に移されたという。