[PR]

 数十年に一度しか花を咲かせない「センチュリーフラワー」と呼ばれる植物の一種、「アガベ・ホリダ」が東山動植物園(名古屋市千種区)の植物園で花を咲かせた。同園でこの植物が花をつけたのは約10年ぶりという。

 アガベ・ホリダは、中南米や北米の南西部に分布するリュウゼツランの一種で、大きく肉厚で縁にとげのある葉が特徴。一生に一度しか花を咲かせず、高さ3メートル以上の茎に、1カ月ほどかけて頂上へ向かってらせん状に花をつけた後、株はその一生を終える。

 花を咲かせたのは、約25年前から同園にあったものと見られるという。花を咲かせる時は茎を伸ばすが、約3カ月前に茎が伸び始め、今月18日に花を付けているのを職員が見つけた。花が咲ききると枯れて茎が倒れ、その衝撃で種がまかれると考えられている。