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 将棋の棋士養成機関「奨励会」の三段リーグが21日、東京と大阪の将棋会館であり、都成竜馬(となりりゅうま)三段(26)=大阪市福島区=が四段昇段(プロ入り)を決めた。2013年にプロを連破して新人王戦で優勝したホープが、ようやく棋士の座をつかんだ。

 都成三段は宮崎市出身で、現在日本将棋連盟の会長を務めている谷川浩司九段(53)に2000年に弟子入り。谷川九段の弟子は都成三段ただ一人だ。奨励会には年齢制限があるため、今リーグで勝ち越さないと退会しなければならなかった。「10代のころはそのうちプロになれると考えていたが、最近はもしかしたらなれないかもと思っていた。ホッとしている」と話した。

 今期の三段リーグは30人が戦っていて、上位2人がプロ入りできる。都成三段は07年から三段リーグに参加していたが、足踏みが続いていた。この日は2連勝して1位が確定した。四段昇段は4月1日付。(村瀬信也)