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 北朝鮮が1月6日に核実験を強行する前、米国に対し、平和協定を結ぶための交渉を持ちかけていたことが21日、わかった。複数の米政府高官が明らかにした。米政府は北朝鮮に対し、交渉では非核化も議論すべきだと伝え、北朝鮮が拒絶したため実際の交渉には至らなかったという。

 北朝鮮はこれまでも、朝鮮半島の休戦協定を平和協定に転換するように求めてきた。今回は提案の後に核実験に踏み切っており、本気で交渉をする意思があったのかは不明だ。

 米国務省のカービー報道官は21日、平和協定について話し合おうと提案してきたのは北朝鮮だったとしたうえで、「我々は慎重に検討した結果、(朝鮮半島の)非核化が議論に含まれるべきだとの考えを明確にした」と述べた。これに対し、北朝鮮は米側の提案を拒絶したという。カービー氏は「今回の対応は、非核化を求めるという以前からの米国の立場に沿ったものだ」とも付け加えた。

 別の米政府高官は朝日新聞に「北朝鮮にニューヨーク・チャンネル(国連代表部を通じた非公式ルート)を通して米側のメッセージを送った。だが、(北朝鮮がそれを拒否したので)北朝鮮当局者とは会っていない」と話した。

 米紙ウォールストリート・ジャ…

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