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 政務活動費900万円余りをだまし取ったとして、詐欺と虚偽有印公文書作成・同行使の罪に問われた元兵庫県議・野々村竜太郎被告(49)の第2回公判が22日、神戸地裁であった。先月26日の初公判に続いて被告人質問があり、野々村被告は前回と同じく「記憶にない」と繰り返した。

     ◇

 野々村被告の被告人質問での主なやりとりは次の通り。

 ――(裁判長から)今から被告人質問をしますが、どちらか聞き取りにくい方(の耳)はありますか。

 正確に言うと、精神状態によっては、右耳に集中しないと言葉の意味や趣旨が理解しにくいときがあります。

 ――(裁判長)はい、わかりました。

 ■検察官の質問

 ――(スケジュールを書き込んでいた)ヤフーカレンダーに情報を入力していますね。

 はい。

 ――県議在職時代、入力をしていましたか。

 はい。

 ――県外や佐用、城崎の出張については。

 記憶がございません。

 ――記憶喚起のために証拠を示して質問をしたいと思います。モニターを見てください。平成24(2012)年6月21日の欄に「衆議院傍聴」、22日に「都議会」「東京スカイツリー」「東京タワー」と「東京」の文字が並んでいますね。

 はい。

 ――6月21日に東京に出張に行ったんでしょうか。

 (沈黙)時間が経過しているので、はっきりとはわかりません。

 ――ヤフーカレンダーに書いていても覚えていませんか。

 ヤフーカレンダーに記載した内容かわかりません。

 ――ヤフーの記録をCDR化し、印刷したので間違いないので。

 私にはわかりません。