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 シーツ米財務次官は22日、景気減速の懸念が広がっている中国経済について、消費刺激のために減税などの財政刺激が重要だとの見方を示した。26日から上海で開かれる主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で、世界経済へのてこ入れのため、中国を含め、各国に財政刺激策などの活用を求めるもようだ。

 シーツ氏は寄稿で、中国が進める「消費主導の経済への転換」が必要だとの考えを改めて強調。消費刺激策として、所得税の一時的な減税などが有効との見方を示した。中国当局の政策の不透明さが市場の混乱を招いていることから、「政策について明確な意思の伝達が重要だ」とも指摘した。

 また、米財務省高官は22日の電話会見で、自国の輸出の競争力を上げるために為替レートの引き下げを目的としないとする方針について、G20で再確認する意向を示した。(ワシントン=五十嵐大介

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