林幹雄経済産業相は23日の記者会見で、経営難のシャープの支援で台湾・鴻海精密工業と競合している政府系ファンドの産業革新機構について「国が後押しするようなことはしない」と述べ、シャープの判断を見守る考えを示した。

 林氏は、機構の支援案について「シャープの要請に応える形で行った」とし、「鴻海と買収合戦をしているわけではない。どの提案を受け入れるかはシャープ自身が判断すべきだ」と述べた。シャープが鴻海案の受け入れを決めても、政府の産業政策には「特に影響ない」との見方も示した。