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 がん患者らの退職を防ぎ、治療しながら働き続けられるようにするためのガイドライン(指針)を厚生労働省が23日公表した。患者の情報を企業と病院(主治医)が共有して働きやすい環境を整えることや、傷病休暇の導入などを促している。

 指針では、がんや脳卒中など継続的な治療が必要な労働者に対し、会社がどう配慮すべきかを示した。治療中の労働者について、企業側は現在の就業状況や通勤方法、有給の残り日数などの情報を本人を通じて病院側に伝え、病院側も企業に求めたい配慮などを伝える文書の様式例を示した。本人の負担を軽くするため、傷病休暇やラッシュ時などを避ける時差出勤制度を導入して配慮するようにも求めている。

 特にがん患者については「動揺や不安から退職を選択する場合があることに留意が必要だ」と指摘し、メンタル面の配慮など留意事項を別にまとめた。推計で約32万5千人が仕事をしながら通院しているという。

 日本テレビ記者の鈴木美穂さん(32)は、乳がんの治療中に「仕事、辞めます」と上司に切り出したことがある。

 がんを告知されたのは入社3年目の2008年。当初は入院中もパソコンを手放さず、見舞いに訪れた上司らに「仕事に戻りたい」と訴えた。都内の病室から夜、外を眺めると勤め先のビルのあかりが見え、「なぜ私はここにいるのか」と落ち込んだ。

 手術後は早く復職したかったが…

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