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 米大統領選の共和党候補者指名に向けたネバダ州党員集会が23日、始まった。世論調査では実業家のトランプ氏(69)が2位以下を引き離している。クルーズ(45)、ルビオ(44)の両上院議員が激しい2位争いを繰り広げている。

 州内計1700カ所以上で党員集会がある。同州は人口約280万人のうち、ヒスパニック系が約28%を占める。しかし同党の党員集会に参加する人にヒスパニック系は少なく、過激な言動でメキシコからの不法移民対策などを訴えるトランプ氏が同州でも高い人気を維持している。北東部ニューハンプシャー州、南部サウスカロライナ州に続いて、西部のネバダ州でも勝てば、それぞれ異なる地域で勢いを示すことになる。

 一方、同党主流派はトランプ氏の伸長に懸念を深める。当初本命視されたブッシュ元フロリダ州知事の撤退を受けて、「ブッシュ票」の行方が焦点。ブッシュ氏の撤退後に主流派の政治家の推薦を受け始めているルビオ氏が、2位に滑り込んだサウスカロライナ州に続いて善戦できるか注目されている。(ラスベガス〈米ネバダ州〉=平山亜理、ニューヨーク=金成隆一