[PR]

 神奈川県発注の工事の入札で業者に便宜を図り、見返りに10万円の商品券を受け取ったとして、県警は24日、県住宅営繕事務所の機械設備課長・広田岳史容疑者(59)=同県藤沢市藤沢=を加重収賄などの疑いで逮捕し、発表した。

 また、横浜市の電気工事会社「三沢電機」の営業部長・大貫敏夫容疑者(55)=横浜市泉区中田東=を贈賄などの疑いで逮捕した。2人の認否は明らかにしていない。

 捜査2課によると、広田容疑者は県有施設など3件の空調や電気工事で、大貫容疑者に入札に関する価格を漏らすなどし、昨年10月に10万円分の商品券を受け取った疑いがある。

 三沢電機はいずれも落札に至らなかったが、3件とも予定価格と同社の入札金額が近かったという。広田容疑者は2011年春から機械設備課長を務めており、予定価格につながる情報を知り得る立場にあったという。

 県警は24日午後、県庁や県住宅営繕事務所など約10カ所を家宅捜索した。(照屋健)