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 米疾病対策センター(CDC)は23日、中南米などで感染が広がるジカ熱について、米国内での性交渉でウイルス感染した疑いがある患者が新たに14人見つかったと発表した。米国では今月上旬、テキサス州で性交渉で感染したとみられる患者1人が見つかっていた。蚊に刺されることによる感染だけでなく、性交渉による感染にも注意するよう呼びかけている。

 CDCによると、患者はいずれも女性で、数人が妊娠していた。いずれもパートナーの男性が感染地域に渡航しており、女性の発症の2週間前までに男性が先に発症していた。女性は米国内にとどまっており、パートナーとの性交渉によって二次感染した可能性が高いとみられるという。

 ジカ熱は、感染した妊婦から、脳の発達が不十分な小頭症の赤ちゃんが生まれる危険が指摘されている。CDCは、感染地域に住むか渡航歴があるカップルにはコンドームの使用などを勧めている。特に妊婦やそのパートナーには、医師とよく相談した上でコンドームを使用するか、妊娠中は性交渉を控えるよう求めている。(ワシントン=小林哲