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 第74期将棋名人戦七番勝負で羽生善治名人(45)と戦う挑戦者が28日未明、佐藤天彦(あまひこ)八段(28)に決まった。最も勢いのある若武者が王者に挑む。

 佐藤は福岡市出身で、中田功(いさお)七段門下。歴代最多の名人獲得18期を誇る故・大山康晴十五世名人の孫弟子にあたり、しなやかな受けと終盤の切れ味の鋭さに定評がある。クラシック音楽やファッションが趣味で、「貴族」の愛称をもつ。

 2006年に18歳でプロ入り。早くから注目され、08、11年に若手登竜門の新人王戦で優勝。名人の下に5階級(A級~C級2組)ある順位戦でも8割近い勝率で昇級を続け、昨春、名人挑戦権を争うトップリーグ・A級へ登り詰めた。

 初参加にもかかわらず、開幕からただ一人5連勝。6回戦は敗れたが、その後も崩れずに勝ち星を重ね、最後は前期挑戦者の行方(なめかた)尚史八段(42)を破って初の名人挑戦権をつかんだ。

 15年度は絶好調。この日の9…

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