2013年8月に、「LINE(ライン)」の書き込みなどでいじめを受けていた熊本県立高校1年生の女子生徒(当時15)が自殺した問題で、学校の調査委員会(委員長=園部博範崇城大准教授)は26日、「いじめが自殺に直接的な影響を与えたとは認めがたい」とする報告書をまとめた。報告書を受け取った遺族は「納得できない」として、県条例に基づく第三者委員会の設置を求めることを検討するという。

 女子生徒は13年4月に入学し、熊本市内の学校の寮で生活。同年8月17日に、夏休みで帰省中の同県上天草市内の実家で首をつって自殺した。

 報告書は、寮の同級生が同年5~6月、生徒の「LINE」に「レスキュー隊呼んどけよ」と脅す言葉や、身体的特徴をからかう言葉を書き込むなどした五つの行為をいじめと認定。女子生徒が寮生活でいじめを含む「精神的な苦痛」を感じ、その後も寮生活をやめられないまま、「絶望感から『うつの状態』に陥り、何らかの理由で自殺した可能性が高い」と結論づけた。