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 3月20日に始まる選抜大会の注目選手を紹介する。

■大阪桐蔭・高山優希

 あの1球で、変わった。

 昨秋の明治神宮大会準決勝の高松商戦、その九回。1イニング限定でマウンドに立ち、全球、直球勝負。「早く投げたいって。たまっているものが、力として一気に解放されている感覚」。腕を振るたび、帽子が飛ぶ。「力が伝わっている」。最後の1球が、自己最速150キロを計測した。

 先発する時の平均球速は130キロ台半ばだった。体力への不安から自然と体にブレーキをかける悪癖があった。でも、短い回なら、気持ちが高ぶれば、「あれだけの力が出せる」。心のムラを指摘されてきた左腕に、強い自信が宿った。

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