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 汚職問題で揺れる国際サッカー連盟(FIFA)の新しいかじ取り役を決める会長選挙が26日、スイス・チューリヒで開かれる臨時総会で行われる。会長選には5人が立候補し、混戦模様。25日には各大陸連盟がチューリヒで会合を開き、会長選や臨時総会で議論されるFIFAの改革案についての対応を協議した。

 「理事会の間、トイレに行くたびに誰かが話しかけてきて長話になる」とFIFA理事を務める田嶋幸三・日本協会副会長は苦笑いする。会長選には元FIFA副会長のアリ王子、元FIFA事務総長代理のシャンパーニュ氏、欧州連盟事務総長のインファンティノ氏、アジア連盟会長のサルマン氏、実業家のセクワレイ氏の計5人が立候補。5人は25日午前、オセアニア連盟と北中米カリブ海連盟の会合が開かれたホテルに現れ、支持を訴えた。選挙戦はサルマン氏とインファンティノ氏の一騎打ちとされているが、決め手に欠ける。立候補の取りやめや候補者調整も含め、最後までもつれそうだ。東アジア連盟は25日に幹部会議を開き、サルマン氏を支持する方針を決めた。同連盟は日本を含め、投票権を持つ9協会が所属する。

 FIFA会長選挙は所属する209協会の投票によって行われる。1回目の投票で3分の2を得れば当選し、2回目以降は過半数を得たら当選する。(チューリヒ=河野正樹、後藤太輔)