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 大阪労災病院(堺市北区、678床)は25日、40代の男性臨床検査技師が通院中の女性患者が自然流産した胎児と胎盤とみられる画像3枚を無断で撮影し、自身のツイッターのアカウントで掲載していたと発表した。病院は今月、ツイッターのアカウントを削除させ、女性に謝罪。技師の処分を検討している。

 病院によると、技師は1997年に採用され、2年前から、病理室で臓器の管理や検査を担当。通院中の女性が早い段階で自然流産した胎児を検査前の昼休み、自身のスマホで撮影し、ツイッターにコメントをつけて投稿したという。

 今月15日、外部から病院に「診療にかかわる画像が掲載されている」と指摘があった。技師はツイッターで氏名や病院名は匿名にしていたが、自身の顔写真を掲載していた。性的な書き込みもあったという。

 病院の調査に技師は「世間では不満を持つ人が多いが、五体満足で生まれることができない生命があることを知ってほしかった」と説明しているが、女性は「腹立たしい」と話したという。

 病院は今月15日に医療行為の部署から外し、刑事告訴も含め、処分を検討しているという。田内潤院長は25日の記者会見で「多大なご迷惑をかけ深くおわびします」と謝罪した。