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 兵庫県赤穂市の民家で住人の男性(69)と妻(64)が殺害されているのが見つかった事件で、殺人容疑で逮捕された同居の孫で養子の会社員少年(19)が事件後、夫婦の財布を持ち出していたことが捜査関係者への取材でわかった。少年は通帳も持ち出しており、県警は25日、金を奪うのが目的だった疑いが強いとして、容疑を強盗殺人に切り替えて追送検した。

 神戸地検姫路支部は少年の勾留期限となる26日、強盗殺人の非行内容で家裁送致するとみられる。

 捜査関係者によると、追送検容疑は3日夜、自宅で夫婦をハンマーや包丁で殺害し、夫婦が管理していた少年名義の通帳1通と現金計数千円が入った夫婦の財布2個を奪った疑い。

 少年は夫婦と3人暮らしで、給料を夫婦に全額渡していた。「自由に使える金が欲しかった」「事件の数日前、仕事を休んでいることがばれて、祖父から叱られた」などと供述。事件後、口座から現金数万円を引き出し、ゲーム機を購入していたという。