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 マンションのエレベーターをわざと停止させ、住民を閉じ込めるなどしたとして、監禁や威力業務妨害の罪に問われたシンドラーエレベータ(東京都)元社員の岩本雄大被告(36)に対し、東京地裁は25日、懲役2年執行猶予4年(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。石井俊和裁判長は「保守員の専門知識と技術を悪用した犯行だ」と述べた。

 判決によると、岩本被告は昨年7~8月、千葉県浦安市のマンションや茨城県つくば市のホテルのエレベーターを止め、乗っていた女性を閉じ込めるなどした。判決は、「自分を降格させた会社への腹いせ」という岩本被告の動機について「自らの勤務態度が招いた結果で、同情できない」と批判した。

 シンドラー社は判決を受け、「お客様、関係者の皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけし、深くおわび申し上げます」との談話を発表した。