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 シャープは25日、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の傘下に入って、再建をめざすと正式に発表した。同日の臨時取締役会で決議した。鴻海グループはシャープが新たに発行する株式を4890億円で取得し、議決権ベースで66・07%を握る予定だ。ほかにも銀行が持つ株式などを買い取るため、支援額は6千億円を超える見通し。実現すれば、日本の大手電機メーカーが外資に買収される初の事例となる。

 一方、鴻海は25日、「新たに重要な文書をシャープから24日に受け取った」との声明を出した。「精査する必要があり、合意に達するまでしばらく契約を見合わせるとの考えを伝えた」という。文書は将来発生するかもしれない「偶発債務」のリストとみられる。

 鴻海は「できるだけ早く精査を終え、今回の取引が円満な結果につながることを期待している」とするが、シャープとの契約がいつ結ばれるのかは未定だ。鴻海との交渉期限はこれまで29日としていた。

 シャープでは、偶発債務が膨ら…

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