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 韓国で元軍人らから、北朝鮮の核施設などに対する攻撃論が浮上し始めた。核・ミサイル開発を止める有効策が見つからないからだ。ただ、実際に攻撃した場合は全面戦争に発展するおそれがあり、同盟を組む米国の同意など課題も多い。韓国政府は今のところ静観しているが、緊張が高まれば、検討を求める世論が強まりそうだ。

 ソウルで16日に開かれた討論会で、韓国陸軍に勤務した韓国・国民大の朴輝洛(パクヒラク)政治大学院長は、北朝鮮の核兵器や核施設に対する攻撃の必要性を訴えた。朴氏によれば、韓国軍は敵に攻撃の兆候がない場合の「予防攻撃」は検討していない。兆候が現れた時の「先制攻撃」は、2013年の3回目の核実験を契機に検討を始めたという。

 朴氏は「予防攻撃は国民の反発が強い。先制攻撃は約30分で作戦を完了する必要があり、難しい」とも語る。予防攻撃を今から検討しても、能力を備えるまで2~3年は必要だという。北朝鮮の核兵器や施設に関する情報を把握するのも極めて困難だ。

 朴氏によれば、米軍は35分で…

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