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 愛知県豊橋市で双子の乳児が相次いで「乳幼児揺さぶられ症候群」とみられる症状で死亡した事件で、傷害致死罪に問われた父親の鈴木和也被告(36)の裁判員裁判が25日、名古屋地裁であった。検察側は「無抵抗な乳児に一方的に強烈な暴行を加えた」として、懲役15年を求刑。弁護側は無罪を主張し、結審した。

 起訴状などによると、双子は2011年12月に生まれ、2カ月後に発熱で入院。12年2月、鈴木被告が次女紅玲愛(くれあ)ちゃんに付き添った際、何らかの暴行を加えて意識不明にし、約1年半後に低酸素脳症で死亡させた。さらに12年7月、自宅で三女望玲愛(みれあ)ちゃんを激しく揺さぶるなどして脳に傷害を負わせ、翌月、脳浮腫で死亡させたとされる。

 公判では、死亡が鈴木被告の暴行によるものかどうかが争点の一つになった。