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 シャープが取締役会で、台湾の鴻海精密工業の傘下で経営再建することを決めた25日、シャープの株価は大きく下がった。東京株式市場で、前日より25円(約14%)安い149円で取引を終えた。

 シャープが25日午前に開いた取締役会で、鴻海の支援を受け入れることを決めたと報道されると、直後は株価が上昇し、一時は前日終値比10円高となった。

 午後2時前にシャープが「鴻海グループを引受先に4890億円の第三者割当増資を実施する」と発表すると大幅に下落した。この増資により、シャープの発行済みの普通株式数は最大でそれまでの3・4倍に増える可能性があり、1株あたりの価値が薄まることを嫌った投資家などから売りが相次いだ。株価は一時38円安に下がった。

 シャープ株は、液晶事業が好調だった1999年12月に一時2675円と上場来高値を記録した。近年は業績悪化による先行き不安から株価は低迷し、昨年12月には65年11月以来約50年ぶりとなる一時108円にまで下落していた。

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