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 厚生労働省は「(ジカ熱は)一般に蚊に刺されることで感染する疾患。現在、国内は蚊の活動期ではないため、国内で感染が拡大するリスクは極めて低い」とする国民向けメッセージを出した。

 元国立感染症研究所感染症情報センター長の岡部信彦氏も「インフルエンザのような感染の仕方はしない。体内のウイルスも何週間かすれば消えてしまうと考えられる」と指摘。同研究所の元昆虫医科学部長の小林睦生氏は「今は蚊による感染を心配する必要はない。むしろ性行為による感染に気をつけなければいけない」と語る。

 厚労省は流行地域から帰国した男性に対し、妊娠中のパートナーがいる場合は症状の有無にかかわらず、性行為の際にコンドームを使うことを推奨している。

 また、妊婦には流行地域への渡航を控えるよう呼びかけるとともに、渡航する人は、肌を露出しない服装をし、虫よけ剤を使うなど蚊に刺されない対策を求めている。