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 若者らの自死について考える「こころを守る講演会」が3月5日、岐阜市で開かれる。息子をいじめ自殺で亡くした愛知県西尾市の大河内祥晴さん(69)と、妻と息子を相次いで亡くした岐阜県土岐市の木下宏明さん(61)が対談する。

 木下さんが代表を務める岐阜県自死遺族の会と、岐阜県精神保健福祉センターの主催。大河内さんは「もっと息子の話を聞いてやりたかった」と悔いを語るうち、いじめに苦しむ全国の子どもや親の相談を受けるように。今も各地のいじめや自殺対策の講演や取り組みに招かれている。

 木下さんは2009年に同会を立ち上げ、遺族が集まって互いの心の内を語り合ってきた。つらい体験や心の葛藤を乗り越え、偏見をおそれずにあえて経験を語る大河内さんの気持ちを聞きたいと、講演会を打診した。

 講演会は5日午後2時から、岐阜市の県障がい者総合相談センターで。「いのちについて考える~自死した子どもの思いを探し求めて~」と題し、大河内さんが講演した後、木下さんと意見交換する。定員100人。参加無料だが、事前に申し込みが必要。申し込み、問い合わせは県精神保健福祉センター(電話058・231・9724)へ。