[PR]

 国際サッカー連盟(FIFA)を巡る汚職事件を受けて辞任を表明したゼップ・ブラッター会長の後任を選ぶ選挙が26日、スイス・チューリヒで行われる。各大陸連盟が25日に開いた会合には、5人の候補者たちも出席し、支持を訴えた。

 有権者が集まる場で支持を訴える――。選挙では当たり前の環境がFIFA会長選にはなかった。投票権を持つ各国・地域209協会の代表者が出席する各大陸連盟の会合は格好のアピールの場だが、昨年の会長選では現職だったブラッター氏にだけ演説の機会があり、ほかの候補者にはないことが多かった。昨年、立候補した元ポルトガル代表のフィーゴ氏は「候補者同士で討論する機会がないし、ブラッター会長以外は大陸連盟の会議で発言もできない」として、後に立候補を取り下げた。

 欧州連盟は今回の会長選に組織内のインファンティノ事務総長を擁立している。しかし、25日の総会ではほかの4氏にも10分ずつ演説する機会を与えた。アフリカ連盟も5日の理事会に各候補を招いたうえで、アジア連盟のサルマン会長の支持を決めたという。フィーゴ氏同様、昨年の選挙に立候補して取り下げたオランダ協会のファンプラーグ会長は「昨年との違いは、どの候補にもアピールの場があること。公平な競争になっている」と評価した。(チューリヒ=河野正樹)

こんなニュースも