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 国立感染症研究所(感染研)は26日、全国約5千カ所の定点医療機関から直近の1週間(15~21日)に報告されたインフルエンザの患者数が、1医療機関あたり37・16人になったと発表した。1月15日に全国的な流行開始が発表されてから5週連続で患者数が増えていたが、初めて前週(39・97人)を下回った。

 都道府県別で患者数が多いのは愛知(55・52人)、広島(46・93人)、石川(45・27人)、山口(44・94人)、鹿児島(44・46人)など。愛知を含め26都道府県で前週より患者数が減った。全国の患者数は約186万人(前週比約19万人減)と推計されるという。

 感染研の砂川富正室長は「流行のピークを越えた可能性が高いが、地域によっては今後も患者が増える場合がある。引き続き予防を心がけてほしい」と話す。

 今季は流行開始が例年より遅く、受験シーズンに流行期が重なったという。砂川室長は「受験生の家族に患者がいる場合は別の部屋で休むなどし、感染しないように気をつけてほしい」と話した。