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 侍、おりひめ、ポセイドン……。この夏のリオデジャネイロ五輪を前に、各競技の日本代表の愛称が乱立状態だ。走りはサッカー女子の「なでしこ」。リオへの切符は逃したが、命名後、世界一に登り詰め、多くの人たちに認知された。後に続くのはどの競技か。

 かつて代表チームは「全日本」と呼ばれたり、「トルシエジャパン」のように監督名を冠されたりすることが多かった。愛称が増えたのは2008年ごろから。注目を集め、ファンを増やしたいマイナー競技関係者の思いが見えてくる。

 目立つのは日本の象徴やイメージを表す名だ。

 日本ホッケー協会は07年4月、北京五輪出場を決めた女子代表の愛称を「さくらJAPAN」に決めた。公募で寄せられた651通のうち約40通が「さくら」にちなんだ愛称だった。「気品と優しさを持つチームに」と願う気持ちが込められたという。

 ただ、重複するケースも出てきた。

 日本ホッケー協会は08年3月、公募で男子の愛称を「さむらいJAPAN」に決めた。その約8カ月後、野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出た日本代表にも「サムライジャパン(13年からは侍ジャパン)」との愛称がついた。

 ホッケー協会事務局は「命名はうちが先」と強調するが、「4大会連続で五輪出場の女子の『さくら』も、桜のジャージーのラグビーに負けないようにがんばらないと」と話す。

 一方、「おりひめジャパン」の…

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