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 韓国南部・済州島に26日、軍民共用港が完成した。艦艇20隻余りと、15万トン級のクルーズ船2隻が同時に係留できる。すでに昨年12月からはイージス駆逐艦などの韓国海軍部隊が移転。北朝鮮の挑発に備えるとともに、観光振興もはかる狙いがある。

 韓国海軍によると、済州は地理的に有事の際には日本海、黄海の両方に迅速に展開できるため、北朝鮮の挑発に対応する能力が向上する。北朝鮮が大量破壊兵器を海上輸送するのを防ぐ役割もあるという。

 クルーズ船のターミナルなどは2017年から運用を予定。クルーズ船の観光客は15年の62万人から20年には200万人に増えると見込んでいるという。

 黄教安(ファンギョアン)首相は式典でのあいさつで、「北朝鮮の無謀な挑発が続いているなか、海軍はより強力に対応できるようになるだろう」と強調し、「米ハワイや豪州シドニーのような世界的な軍民共用港に発展させたい」と述べた。(ソウル=東岡徹

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