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 大阪府警の警察官から暴行され大けがをしたとして、高槻市の男性が府に約260万円の損害賠償を求めた訴訟で、65万円の支払いを府に命じた二審・大阪高裁判決が確定した。最高裁第二小法廷(千葉勝美裁判長)が24日付の決定で、男性側の上告を退けた。

 昨年6月の二審判決によると、男性は2010年11月、自転車に空き缶を積んで高槻市内を走行中、職務質問をした高槻署の警察官ともみあいになり、公務執行妨害の疑いで逮捕された。男性は肋骨(ろっこつ)やひざの骨を折る重傷を負った。

 二審判決は、警察官の行為を「必要な限度を超えており、違法だった」と認定。一方、「公務執行妨害で逮捕したこと自体は適法だ」などとして、賠償額を一審・大阪地裁判決の135万円から65万円に減額していた。