[PR]

 米大統領選の共和党候補者指名争いから撤退した、同党穏健派でニュージャージー州知事のクリスティー氏(53)が26日、党内レースで独走する実業家トランプ氏を支持する意向を表明した。10以上の州が予備選・党員集会を実施する決戦「スーパーチューズデー」を3月1日に控え、現職知事からの支持はトランプ氏をさらに勢いづかせそうだ。

 クリスティー氏は26日、記者会見で並んだトランプ氏を「米国を再び世界のリーダーにするために必要なことを確実にやる」と持ち上げた。既成政治を批判して大衆人気を引きつけるトランプ氏はこれまで「(政治家の支持に)ほとんど意味はない」などと発言をしてきたが、この日は「私たちは長年すばらしい関係を築いてきた。知事の支持は誇りだ」と歓迎した。

 トランプ氏にはサウスカロライナ州予備選での勝利の後、連邦下院議員らが支持を表明し始めたが、党内レースを争った元候補の支持は初めて。クリスティー氏は今月9日のニューハンプシャー州予備選で6位に沈み、撤退を表明した。(ニューヨーク=金成隆一