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 自民党の谷垣禎一幹事長は27日、京都市内で党京都府連幹部らと会談し、衆院京都3区補選(4月24日投開票)で公認候補の擁立を断念する方針を伝えた。「育休」宣言後に不倫が発覚した宮崎謙介・前衆院議員(同党を離党)の辞職に伴う補選で、苦戦が予想されると判断。同日実施の衆院北海道5区補選や夏の参院選への影響を避けたいと「不戦敗」を選んだ。

 会談後に記者会見した京都府連会長の西田昌司参院議員によると、谷垣氏は会談で「党本部は補選には慎重である」と発言し、擁立を見送る考えを示した。

 宮崎氏の言動への批判は強く、公明党は自民に「誰を擁立しても支援できない」と伝えていた。北海道5区補選とともに参院選の前哨戦となるため、別の党幹部も「北海道で勝っても、京都で敗れれば『1勝1敗』。京都を不戦敗にして『0・5敗』の方がましだ」と述べていた。

 西田氏は会見で衆参同日選の可能性に触れ、府連として「本選挙(衆院選)に向けて候補者を選んでいかなければいけないし、その手続きが補選までにできれば当然、(補選に)擁立すべきだ」との考えを述べた。ただ、告示が約1カ月半後に迫るなか、候補者選定は困難な状況だ。

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