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 サッカー女子のリオデジャネイロ五輪アジア最終予選の開幕を翌日に控えた28日、出場6チームの監督が堺市内で会見し、日本(世界ランク4位)の佐々木監督は、29日のオーストラリア(同9位)戦について、「波に乗るには最も大切なので照準を合わせて準備してきた。重要なのは勝負。それに尽きる」。4大会連続となる五輪出場を目指し、初戦から勝ち点3を狙うことを強調した。

 オーストラリアは身長170センチ以上の大柄な選手をそろえ、FWが縦に速い攻撃を仕掛けてくるのが特徴だ。DF鮫島は「両ウィングにスピードがあるので、守備ラインのリスク管理が大切。集中力を切らさないようにしたい」という。

 過去の対戦成績は日本の10勝5敗7分け。昨年のワールドカップ(W杯)カナダ大会準々決勝では1―0で競り勝ったが、一昨年のアジア杯では1勝1分け。1次リーグ初戦で2点を先行され、辛くも2―2で引き分けた。

 オーストラリアのスタイチッチ監督は、「世界で一番厳しい予選が始まる。日本は尊敬すべき相手だが、我々も力をつけている。この1年半に3回も対戦し、お互いに熟知している」と自信をのぞかせた。

 最終予選は3月9日までの10日間。6チームが1回戦総当たりし、上位2チームが出場権を得る。

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 初戦の対戦カード順に並んで行われた会見では、北朝鮮のキム・グァンミン監督と韓国の尹徳汝監督が隣同士になり、エールを送り合った。

 韓国メディアから、「両国民はそろっての五輪出場を望んでいる。お互いの選手に声をかけるなら」と問われ、「一生懸命プレーすれば結果はついてくる。お互いに自分たちの能力を発揮できるように最善を尽くしましょう」とキム監督。尹監督は「最初の重要な試合で南北が対戦することになった。ともに五輪本戦に出場できるようベストを尽くしましょう」と応じた。

 司会者から「大会に関する質問」を念押しされる中、「国の指導者から激励の言葉はあったか」との質問も飛んだ。キム監督は「試合以外の質問には答えません」と返事を避け、監督6人が並ぶフォトセッションを途中で打ち切った。

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