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 霧島連山のえびの高原・硫黄山に火口周辺警報が発令されたことを受け、地元の宮崎県えびの市は28日午前11時、火口周囲半径1キロ内の立ち入りを禁止した。

 えびの高原にある観光施設「足湯の駅えびの高原」によると、高原には、この時期のふだんの日曜日と変わらない約300人の観光客らが訪れていたという。同日午前11時ごろには、市が防災行政無線でサイレンを鳴らし、「硫黄山への入山規制が発令されました。登山者は下山してください」などとアナウンスを流した。光森武志店長は「観光客から『何のサイレンですか』などと聞かれ、説明したが、特に動揺したような人はいなかった」と話していた。

 立ち入り規制には、県道小林えびの高原牧園線の約5キロ区間がかかる。また、えびの高原から韓国岳へ向かう登山道や甑岳(こしきだけ)ルート、六観音(ろっかんのん)御(み)池までの周遊ルートの一部は通行できなくなる。(寺師祥一)