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(28日、東京マラソン男子)

 エチオピアから初来日した26歳のリレサが男子の優勝をさらった。勝負どころの35キロ付近。ペースを急激に上げた一昨年覇者のチュンバの背中をただ一人追った。「自重しようか迷ったけど、40キロで相手のペースが勝手に落ちた。幸運だった」。マラソン18回目の勝負勘が生きた。

 2012年にシカゴで2時間4分52秒の自己ベストをマークしているが、母国には上には上がいる。記録上は国内13番手だ。ただ、レースの格付けが国際的に高い東京での優勝は有利に働くといい、「リオ五輪の切符をとったようなもの」と喜んだ。

 1964年の東京で五輪2連覇を果たした母国のマラソンの英雄、アベベ・ビキラにあこがれる。「10歳のころに親戚から伝え聞き、学校でも習った。そんな彼が駆け抜けた東京で勝ててうれしい。五輪でも、後に続きたい」

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