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 イラクの首都バグダッド北東部サドルシティーで28日、自爆テロが立て続けに起き、計70人以上が死亡、100人以上がけがをした。ロイター通信などが報じた。過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出した。

 警察によると、オートバイに乗った男たちが混雑する携帯電話市場に突入し、自爆した。買い物客らが犠牲になったとみられる。現場はイスラム教シーア派住民が多く住む地区で、スンニ派を掲げるISが宗派対立をあおる目的で事件を起こしたとみられている。

 28日早朝には、バグダッド西部の国際空港に近いアブグレイブで、ISの戦闘員とみられる男たちが治安部隊を襲撃し、隊員17人が死亡している。

 ISは昨年以降、イラク国内でラマディなどの拠点を失う一方、首都周辺で自爆テロを繰り返し、市民を狙った攻撃を強めている。(ドバイ=渡辺淳基)