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 東京都多摩市の会社員福吉香平さん(25)が自宅マンションで刃物で刺されて死亡した事件で、警視庁は29日、司法解剖の結果、死因は多発損傷による失血死と発表した。遺体には刃物による傷が十数カ所あり、一部は動脈や肺に達していたという。

 捜査1課によると、福吉さんは多摩市永山3丁目のマンション4階の自宅玄関で27日夜、血を流して倒れているのが見つかり、死亡が確認された。28日の司法解剖の結果、左の首の傷は動脈に、背中の傷の一部は肺に達していた。倒れていた場所には大量の血痕があり、警視庁は玄関付近で執拗(しつよう)に襲われたとみて調べている。

 一方、凶器とみられる刃物は見つかっていないといい、警視庁は、現場から南方向に走り去る目撃情報があった黒い作業着姿の男の行方を捜している。