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 名古屋市中区のしにせ百貨店、丸栄に1日、中国資本傘下の免税店「ラオックス」がオープンした。東海への出店は初めてだ。家電や時計、化粧品、民芸品をそろえ、中国人観光客らの「爆買い」需要を狙う。日本人も買い物できるが、免税にはならない。

 売り場面積は延べ1750平方メートル。書店の丸善が昨年末まであった7階と、広小路通りに面する1階に開いた。ラオックスの羅怡文(らいぶん)社長が記者会見し「中国経済の不安定さを心配する声もあるが、訪日外国人客はまだまだ伸びる。良い日本製品を世界に紹介する店にしたい」と述べた。

 一方の丸栄はラオックスの誘致で、直営部分の化粧品や日本酒の売り上げを伸ばしたい考え。丸栄の野原太二雄社長は「この日を待っていた。開店でインバウンドの需要を取り込み、流れを変えたい」と述べた。(大隈悠)