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 米軍が過激派組織「イスラム国」(IS)に対してサイバー攻撃をしたことを、カーター国防長官が29日に国防総省内で開かれた記者会見で明らかにした。カーター氏は「仮想の戦場におけるISの行動と意思疎通を妨害するため」としている。

 会見に同席した制服組トップ、ダンフォード統合参謀本部議長によると、ISが拠点を置くイラク北部のモスルやシリア北部ラッカなどにおいて、ISのネットワークに過剰な負荷をかけ、通信回線を使えないようにしている。

 カーター氏は作戦の詳細を明かさなかったが、一連のサイバー攻撃についてIS側が「米軍による操作なのか、技術的な故障なのか区別がつかないだろう」と述べた。その上で、アジア太平洋や欧州など中東以外を管轄する軍でも、サイバー攻撃を応用できる可能性も示唆した。(ワシントン=峯村健司)

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