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 卓球の世界団体選手権は1日、マレーシア・クアラルンプールで第3日があり、日本は男女ともに1次リーグ4連勝とした。女子日本(世界ランキング2位)はタイ(同18位)に3―0で勝利。福原愛(ANA)、伊藤美誠(みま)(スターツ)、浜本由惟(エリートアカデミー)の3選手が落ち着いた試合運びを見せた。男子日本(同3位)も、今大会初出場の松平健太(JTB)らの活躍でウクライナ(同23位)を3―0で破った。

■15歳の伊藤「緊張しない」

 伊藤は点を取っても、取られても、ゆっくり歩いて球を拾いに行く。15歳なのに「緊張しない」と語る強心臓ぶりは、試合中の何げない動作を見ても分かる。

 落ち着いているから、自分がやるべきこともはっきり見えている。2番手で登場したタイ戦。フルゲームに持ち込まれ、6―5と競った展開になった。

 ここで村上監督がタイムを取り、相手がレシーブしづらいサーブを打つことを提案。伊藤は「相手はレシーブがうまい。返球された時はこの球を打つ」と細かく説明した。実際、読み通りのラリーで得点。「言われたことをかみ砕いて実行できる能力は素晴らしい」と監督は舌を巻いた。

 この日対戦した相手は、伊藤の戦型を得意とするタイプ。8月のリオデジャネイロ五輪を見据え、あえて対戦させた。監督も「五輪でも伊藤は計算できる」と合格点を与えた。

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