公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は1日、昨年10~12月期に4兆7302億円の収益を得たと発表した。昨年7~9月期は、市場運用を始めた2001年度以降で四半期として過去最悪の赤字となる7兆8899億円の損失だったが、一転して2四半期ぶりの黒字になった。

 国内外の株価上昇で評価益が膨らんだことが要因で、収益率は3・56%。資産別の収益額では、国内株式が2兆9660億円で最も多く、外国株式の1兆5854億円、国内債券の3785億円と続いた。外国債券は2179億円の損失だった。

 01年度からの累積収益額は50兆2229億円で、運用資産額は昨年末時点で139兆8249億円になった。資産の構成割合は、国内株式が23・35%、外国株式が22・82%。国債を中心とした国内債券は37・76%で、四半期ベースで過去最低の比率になった。(久永隆一)

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